6ヶ月で語学を習得する方法

The Third Earの著者でもあり、中国人のための英語学習システム(iPhoneとiPad用アプリ)カンフー・イングリッシュをつくったクリス ロンズデールさんの講演です。タイトルは『6ヶ月で語学を習得する方法』と驚きの内容になっています。日本語字幕が設定できるので英語がわからなくても大丈夫です。

6ヶ月で語学を習得する方法 クリス ロンズデール TEDxLingnanUniversityでの講演

5つの原則と7つのアクション

クリス ロンズデールさんの提唱する、5つの原則と7つのアクションをメモしてみました。

5つの原則

1:自分にかかわる情報に集中する
2:最初からコミュニケーションの道具としてその言語を使う
3:最初に内容を理解していれば、無意識のうちに言葉を身に付けることができる
4:言語学習は身体トレーニングに近い
5:心理状態が重要(悲しみ、怒り、不安などのネガティブな感情では上手くいかない、楽しくリラックスして学習する)

7つのアクション

1:たくさん聞く
2:言葉よりも先に意味を知る
3:単語を組み合わせる
4:核の部分に集中する(頻繁に使われる言葉を覚える)
5:ランゲージ・ペアレントを持つ(ランゲージ・ペアレント:あなたに関心があり、対等な立場で、気を使ってくれる人)
6:顔の動かし方をまねる
7:頭の中のイメージに外国語をダイレクトコネクトさせる(母国語から外国語へ翻訳させない)

クリス ロンズデールの書籍 (英語のみ


The Third Ear

だれでも絵が描けるようになるトレーニング

講演の中で出てきた「だれでも絵が描けるようになる」トレーニングはカリフォルニア州立大学ロングビーチ校の教授ベティ エドワーズがロジャー・W・スペリーの分割脳研究をヒントに考え出したメソッドです。


決定版 脳の右側で描け[第4版]
ベティ エドワーズ (著), 野中 邦子 (翻訳)

日本の大学とは全く違う名門大学CalArtsでの入学試験

アニメーターでもあり、『ザ・ブック・オブ・ライフ』の監督でもあるホルヘ・グティエレスさんによるTEDxKidsでの講演動画が公開されています。講演内容は名門大学CalArtsでの入学試験について語っています。

ホルヘ・グティエレス TEDxKidsでの講演

ディズニーやピクサーなどのアニメーターが多く卒業することで有名な大学CalArts(California Institute of the Arts)の入学試験を受験したときのことを語っています。この時の体験がホルヘ・グティエレスさんの人生を大きく変え、アニメーション『ザ・ブック・オブ・ライフ』や他の作品にも影響を与えたそうです。

Every picture tells a story — The Book of Life | Jorge R. Gutierrez | TEDxKids@SMU

また講演の後半では、『ザ・ブック・オブ・ライフ』の主題でもある『自分の人生は他人が書いていくものではなく、自分で書いていくものだ』というアドバイスや『大きな夢を分割して達成すること』、『他人がどのようにして成功したのか調べること』など、子供だけでなく大人でも為になるようなアドバイスもしています。


ブック・オブ・ライフ ~マノロの数奇な冒険~(特別編) [DVD]

罵倒されてしまった名門校CalArtsでの面接試験

ホルヘ・グティエレスさんはCalArtsの入学試験のために作品集を2冊作り、面接試験に挑みました。1冊はイラストレーションの作品(エイリアン、モンスター、ビキニ姿の女の子など十代の青年が好きそうな作品)を集め、もう1冊はペインティングの作品(子供の頃から好きだったメキシコのカルチャーに影響を受けた作品)を集めていました。

Crap(駄作)ばかりのイラストレーションの作品集

面接官がイラストレーションの作品集を手に取ると「これはCrap(駄作)だ、これもCrap、これはもっとひどい。」とキビシイ反応を見せました。面接官は「この作品集は自分の好きなものをコピーしたものだ。これらの作品は自分がどんな人物なのか、自分が考えていることは何なのか、何も語っていない。これでは君はアーティストではない、ただのコピー機だ。」と言い、ホルヘさんに作品集を手渡しました。

ペインティングの作品集が窮地を救う

落ち込んだホルヘさんはイラストレーションの作品集を受け取り、退席しようとしました。その時、面接官が「もう一つの作品集を忘れているぞ」と言ってメキシカンカルチャーに影響を受けたペインティングの作品集を開きました。その瞬間に面接官は「ビューティフル」と言ってペインティングの作品を褒めはじめました。「この作品が君で、これが君が言いたいことだ。この絵を映像にしたら、今まで誰も見たことが無いようなアニメーションができるだろう。これを続けることを約束するなら入学してもよい」と言われ、名門校CalArtsに入学することができたそうです。

学生に求める人物像が日本とは違う

日本の美術大学の入学試験では試験用の指定された絵をきちんと描けることが合格の条件だと聞きます。ある画家が「デッサンのレベルが低い作品はもちろんダメだけど、レベルが高くてもダメ」と言う話をきいたことがありますから、日本の大学が求める人物像は限定された範囲内の人物であり、CalArtsとはだいぶ違うようです。

日本の教育よりもCalArtsのような教育方針が合う学生はCalArtsに挑戦してみるといいかもしれません。ただしかなりキツイ言葉をぶつけられるのは覚悟する必要がありそうですね(笑)。