Benny LewisさんのTEDxWarsawでの講演。タイトルは『語学の学習をうまくやリ抜く』です。
Benny Lewisさんの語学学習方法
21才まで英語しかしゃべれなかったBenny Lewisさん。スペインに6ヵ月滞在する機会と一生懸命にスペイン語を勉強したにもかかわらず、スペイン語をしゃべることができませんでした。そこで彼は方法とモチベーションを変えれば言語のスキルも変わるのではないか?と考えたところから話はスタートします。
Hacking language learning | Benny Lewis | TEDxWarsaw
間違ったモチベーション
テストのため、キャリアアップのため、他人から感心してもらうため、などの理由では語学学習のモチベーションは続かないと言ってます。語学への情熱、文学や映画への情熱、誰かと話すための情熱などの強い理由がないとモチベーションは続けることができないと言っています。
語学学習に興味が持てない5つの理由に反論する
1. 言語学習の才能がない
言語学習の才能が無いからと言って勉強しなければさらに悪循環に陥るだけだ。
学校で他の生徒よりも20%早く習得する生徒がいたとしても、それがやめる理由にはならない。他の生徒よりも20%多く勉強するしかない。
2. 外国語を覚えるには年をとりすぎている
イスラエルのハイファ大学の研究では学習によい環境であれば子供よりも大人の方が適している。
子供は遊びながら覚えるのであって、文法書を読みながら退屈な練習をしているわけでは無い。
その言語を勉強するためではなく、その言語を使用することで成功する。
3. 今はその国に行くことができない
インターネット(Skype)を使用してお金をかけずに会話できる。
国際化しているので小さな町でも外国語を話す人に出会って会話できる。
4. 単語を覚えるための記憶力が悪い
復習を繰り返すことで記憶する。
イメージ・アソシエーション・テクニックを活用する。
5. ネイティブスピーカーを失望させる
彼らの言葉を使うことで喜んでくれる人の方が多い。
完璧主義は言語習得に悪い。
ビギナーとしてその言語を使うことを受け入れることで次の段階に到達する。
他のビデオ
Benny Lewisさんのビデオ『10年間の旅行で学んだ10のレッスン(Top 10 lessons learned in travelling the world 10 years)』です。こちらも面白いです。
Benny Lewisさんの書籍 (英語のみ)