気楽に英語学習をおすすめしている当ブログですが、世界経済の不安定な状況などから、そんな悠長なことも言ってられないかな?と思い、飛躍的に英語力を伸ばしたいと思いはじめました。
そこで今までよりもちょっとハードなディクテーションを使った英語学習をはじめようと考えています。
(さらに…)気楽に英語学習をおすすめしている当ブログですが、世界経済の不安定な状況などから、そんな悠長なことも言ってられないかな?と思い、飛躍的に英語力を伸ばしたいと思いはじめました。
そこで今までよりもちょっとハードなディクテーションを使った英語学習をはじめようと考えています。
(さらに…)「勉強の成果がでないから、英語を諦めようかな?」という内容の相談を友人からうけることがあります。私も似たような経験を何度もしているので、そんなときは「YouTubeを見ること」をおススメしています。たったそれだけ(笑)。
(さらに…)プログラミングの基礎からGoogleへの就職方法まで幅広いレベルのチュートリアルをYouTubeにアップしているYKさんが、英語の勉強方法について解説しています。
シンプルだけど確実に効果がある学習方法だと思います。
(さらに…)お気楽に英語学習することをモットーとしているサイトなので、万人向けではありませんが、英語の学習をはじめたい人へのアドバイスを書いてみました。
(さらに…)脳科学者:茂木 健一郎さんの書籍『最強英語脳を作る』は、英語学習の方法を脳科学的に解説しています。だからといって堅苦しい内容ではなく、茂木さんの体験談を含めた内容なので、わかりやすく読むことができます。
これから英語学習をはじめる人や、英語学習のモチベーションをアップしたい人におすすめの書籍です。この本を読めば語学だけにフォーカスして勉強するのではなく、世界の文化や習慣などを意識して英語学習することの重要性に気がつくと思います。
茂木 健一郎さんは英語を学習するうえで『絶対に無理ということを自分に課す』ことをすすめています。自分ができるかどうかわからないことに挑戦して成功すると(失敗してもOK)、ドーパミンが効率よく出るそうです。茂木さんは他の書籍でも『絶対に無理ということを自分に課す』ことをすすめているので、全ての学習に共通する方法のようです。
英語を語学として学習するだけでなく、英語のマインドセット(Mindset)を身につける重要性について書いています。『マインドセット』とは習性となった考え方、思考のことです。英語が喋れても日本人のマインドセットままでは、相手のマインドセットとの違いによって理解できないことがたくさんでてきます。この事は多くの英語学習者が見落としがちな点なのでとても重要な指摘です。
人工知能は単純に何回も繰り返し失敗をしながら学習している事を指摘し、英語学習も『地道に努力する』しかないことを説いています。単純なアドバイスですが、普通の人にとって一番難しいことが『続けること』です。こればかりは英語学習だけでなく、すべての学習において避けようがありません(笑)。
茂木さんのようなエリートであっても、ネイティブであっても英語でわからないことがたくさんあると書いてあります。なぜなら英語学習は『習得した』ということがないオープンエンドの学習だからです。だから語学学習は一生かけてやるしかないとアドバイスしています。
最後の章では認知科学の視点から英語の学習方法を解説しています。アインシュタインさん、フローレンス・フォスター・ジェンキンスさん、アンリ・ルソーさん、村上春樹さんなどの例を出しながら解説しているので、専門書のように堅苦しく無く、楽しく読めます。
茂木さんはTOEICテストを到達目標にしてはいけないこと、アメリカのコメディー番組をYouTubeで見ることをすすめています。コメディー番組を理解するには英語力だけでなく、英語のマインドセットがないと笑えないので、英語のニュースと共に見る習慣をつけておくとためになります。コメディー番組によっては英語字幕がつく動画もアップされているので英語学習に最適です。
最強英語脳を作る (ベスト新書)
出版社: ベストセラーズ
著者: 茂木 健一郎
林尚弘さんの書籍『受験勉強は暗記が10割』を読んでみました。基本的に受験勉強のやり方を解説した本ですが、TOEICテストや資格試験などの勉強をする場合に応用できると思います。
学校教育ではテストを重視していますが、テスト勉強において重要な暗記法は決して教えてくれません。独学で暗記の重要性に気がついた子供たちは成績が上がるでしょうけど、気がつかなかった子供たちは成果が上がらない可能性があります。
書籍『受験勉強は暗記が10割』は、真面目に勉強しても『知識を暗記』できていなければ受験勉強や各種資格などは攻略できないことを指摘し、受験に適した暗記法を紹介しています。
書籍『受験勉強は暗記が10割』は「勉強をしているのに、または内容を理解できるのに、なぜテストの成績が悪いのか?」と悩んでいる受験生のために書かれた本です。なので自分なりの暗記法を知っている人や、受験勉強や資格試験などが得意な人は読んでも新しい情報は無いかもしれません。
薄い本なのでサクッと読み、すぐに暗記法を実践することができます。必要なことが簡素にまとまっており、重要なところは赤線が引いてあるので理解しやすいです。受験生にとって暗記法の理解に時間をかけても意味ないですからね(笑)。
この本では英単語の暗記からスタートします。ノートを縦半分に折り、左側に英単語、右側に日本語訳を1つ書きます。その英単語を10個づつ覚え、覚えたらテストするだけです。その後は間違った英単語を覚え直し、テストを繰り返すだけ・・・これならば誰にでも暗記できると思います。(暗記法の詳細は本で確認してください)
英語の文法書の使い方や、数学、国語などの教科についても学習方法が解説してあります。
この本はあくまで受験勉強専用の暗記法なので暗記とテストによる反復練習を重視しています。本格的な暗記法に興味がある人はドミニク・オブライエンさんの書籍を参考にするといいでしょう。ただし受験勉強専用の暗記法ではありません。
試験にパスする画期的テクニック―記憶力の世界チャンピオンが明かす18の秘訣
出版社: 産調出版
著者: ドミニク オブライエン
翻訳: 小浜 杳
記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック
出版社: エクスナレッジ
著者: ドミニク オブライエン
翻訳: 梶浦真美
記憶力世界一チャンピオンのマル秘記憶術 (GAIA BOOKS)
出版社: ガイアブックス
著者: ドミニク オブライエン
翻訳: 甲斐智子

昨日はバイリンガール英会話のちかさんがThe Japan Times STの高橋編集長に「英語の学習方法について」インタビューしている動画を紹介しました。非常にためになる動画だったので、自分の学習のためのメモと感想を書いておきます。
関連記事:The Japan Times STの高橋編集長が教える英語学習法! – バイリンガール英会話でのインタビュー その1『 まずは何からすればいいの?!』
高橋編集長は英語学習の基礎として英文法とボキャブラリーの学習をすすめています。学習を進めていく上で、最低限中学レベルの英語力(英検3級)は必要とのこと。もし無い場合は会話形式のテキスト(CDなどの音声付き)を使用して学習することをアドバイスしています。
英文法の学習は『文法を理解』したら『使いこなす練習』も必要とのこと。学校教育は『文法を理解』したところで止めてしまうため、多くの人は『使いこなす練習』をしていないと高橋編集長は指摘しています。
高橋編集長は英文法を使いこなす練習に、英文法のテキスト『English Grammar in Use Book』に出てくる例文を音読練習することをおすすめしています。このテキストはさまざまな国の英語学習指導者たちが絶賛する定番の教材です。
English Grammar in Use Book with Answers: A Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English(英語)
English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English
音読を繰り返すことにより『頭の中にある知識』と『口から出す行為』をつなげる練習は非常に重要だと思います。言葉は感覚的にはスポーツのように反射的に反応する必要があり、瞬時に『口から出す行為』ができなければ会話のタイミングを逃し、発言することができません。
特に『頭の中で英作文』を作成していると時間がかかってしまい会話になりません。また『頭の中で日本語を英語に翻訳』すると『英語では使われていない表現』を独自に作り出してしまい、誰にも通じないことになりがちです(笑)。
実は高橋編集長がおすすめするこの動画を見るまで、知人からもらった『English Grammar in Use Book(第2版)』を本棚の中に入れたままでした(笑)現在は第4版が発売されていますから、ずいぶん長い期間寝かせてしまいました。
この本を最初に手に取った時は「英文がギッシリと書かれているので難しい」と勝手に思いこんでいたため、ちゃんと中身を確認していませんでした。ちゃんと読んでみると英文法の解説は非常に短く、例文は難しくありません。また例文も日常で使用できそうな表現が多いので、自分でも応用して使えそうです。
これらの例文をスラスラと音読し、文法を感覚的に活用できるようになるには何回も練習する必要があります。なので気長に自分のペースで練習を続けようと思います。
『English Grammar in Use』では難しいと感じる場合は、もう少し簡単な『Essential Grammar in Use』を使うといいでしょう。イラストも掲載しているので英語初心者でも使えるテキストです。
Essential Grammar in Use with Answers: A Self-Study Reference and Practice Book for Elementary Learners of English(英語)
Essential Grammar in Use with Answers and Interactive eBook: A Self-Study Reference and Practice Book for Elementary Learners of English

ちかさんが制作しているバイリンガール英会話のチャンネルに、The Japan Times STの高橋編集長が教える英語学習方法の動画がアップされています。
今回の動画は「まずは何からすればいいの?!」という内容なので、これから英語学習をはじめる人や学習方法に悩んでいる人達に大変役立つインタビューになっています。
高橋編集長がおすすめする英文法のテキスト『English Grammar in Use Book』は、世界中の英語指導者たちが評価する定番のテキストです。
English Grammar in Use Book with Answers: A Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English(英語)
English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English
英語で書かれた書籍なので一見すると難しそうに思えますが、読んでみると簡素な英文で解説が書かれているだけなので、中学レベルの英語力で読めると思います。もし英語力に自信が無くても、手元に置いて少しずつ暗記したり、音読の練習に使うといいでしょう。ちなみに高橋編集長が持っているのは第3版で、現在は第4版が出版されています。
上記のテキストでは難しく感じる場合には、もう少し簡単なEssential Grammar in Useも出版されています。イラストも多用されているので中学生から使えると思います。
Essential Grammar in Use with Answers: A Self-Study Reference and Practice Book for Elementary Learners of English(英語)
Essential Grammar in Use with Answers and Interactive eBook: A Self-Study Reference and Practice Book for Elementary Learners of English
週刊英字新聞『The Japan Times ST』の編集長・高橋敏之さんのYouTubeチャンネル「ボキャビル・カレッジ」ではボキャブラリーを解説した動画を制作しています。ボキャブラリーの使い方を丁寧に解説されているので、理解しやすく、自分なりに応用して使えると思います。こちらもおすすめです。

元マイクロソフト株式会社の社長をしていた成毛眞さんの書籍『日本人の9割に英語はいらない』を読みました。かなり挑発的な文章ですが、おかしなことになってしまった日本人の英語学習について指摘しています。
TOEIC取得を目標にしているビジネスマンが「なんのために英語を勉強するのか?」と考えるための書籍が『日本人の9割に英語はいらない』です。本当に業務で英語を使う必要のあるビジネスマンは1割であり、しかも英語を使うビジネスマンであってもビジネス英語は業務範囲が限定されているので必要以上に勉強する必要は無いと解説しています。また英語に費やする時間を教養や仕事を覚える時間に費やした方がいいと日本のビジネスマンにすすめています。
最初の書きだしから「頭の悪い人ほど英語を勉強する」といったタイトルなので「カチン」と来る人もいると思いますが、挑発的な表現は気にする必要がありません。この書籍の中では東大生や総理大臣、日本の有名企業ですら散々なことを書かれていますから・・・(笑)。日本社会が持っている英語への幻想を壊し、現実的な英語教育と英語に対する意識改革を実行しようとすると、あまりにも問題の根が深いためについつい挑発的になってしまうのかもしれません。なぜなら茂木健一郎さんや他の英語教育者も現状の英語教育の話をするときは多少挑発的な気がしますから・・・(笑)。
この書籍を手に取った人は「日本人の英語教育や英語に対する意識は何かおかしい?」と感じているからこそ、この書籍を手に取ったのだと思います。そのような人こそ「英語を勉強する1割」であり、英語を活用するための目的を持た人なのではないかと思いました。
世の中には「英語を最短距離でマスターする」というキャッチコピーがあふれていますが、英語はマスターした後もメンテナンスする時間は必要ですし、そもそも「英語をマスターした」と言えるレベルがどの程度なのかわからないものが多いです(笑)。そのような書籍とは全く違う考えが成毛眞さんの書籍『日本人の9割に英語はいらない』だと思います。一般会話とは違い、ビジネス英語とは限定された範囲内での会話なので「自分に必要な最低限のレベルをマスターする」だけでいいのです。本来は英語をマスターする必要も無いし、TOEICを受験する必要も無いと考えると、忙しいビジネスマンの人は気が楽になるのではないでしょうか?

実践的な英語の勉強方法を解説した書籍『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』を読みました。これから「英語に再チャレンジ」する人や「子供にちゃんとした英語教育を受けさせたい」と考えている親が読むといいかもしれません。
この書籍はイェール大学の語学習得方法を学んだ著者の斉藤淳さんが、日本人向けにアレンジした実践的な英語勉強法について解説したものです。日本でイェール大学のような教育環境を整えることはほぼ不可能なので、書店で売っている優れた教材やWebなどの動画を使って学習する方法とポイントが書いてあります。
自分でモチベーションを作り、学習計画を作らなくてはなりませんが、この試みのすごいところは紹介されている英語教材をすべて購入したとしても低価格だということです(笑)。なぜならアメリカの私立大学の学費は無名であっても2千万円を軽く超えてしまうので、それに比べれば安いものです・・・。そのように考えると英語の勉強を気軽にチャレンジできるかも?(笑)
英語をしゃべれるようになりたいと思いながらも挫折してしまった人におすすめです。「英語ができない」と思い込んでしまった人は単純に勉強方法が間違っていただけかもしれません(笑)。なぜなら『ほとんどの日本人は、すでに学校教育でおこなわれている「誤った方法」で英語を学んでしまっている』とまで著者が書いているように、まだまだ実践的な英語の学習方法が日本においては浸透していない状態だと思います。
各チャプターごとに勉強のポイントが簡素に解説されているので読みやすいです。どのトピックも大切なことが書いてあるのすが、一度にすべてのことをやろうとしても難しいので最初のうちはチャプター2の発音からトライしていくといいでしょう。英語のDVDを見たり、フォニックスや発声練習をしていると勉強している感じがしないと思いますが(笑)、長期的に継続していると効果が出てくると思います。他のチャプターにも大切なことがたくさん書かれているので定期的に見直し、少しずつ先に進むといいかもしれません。
著者の斉藤淳さんがおすすめする英語教材についても紹介されています。下記に紹介されている教材の一部だけをリストしました。どの教材も評判の良いものなので英語学習に役立つと思います。
・英語口の体操―発音記号のエクササイズ (CDブック)
・CD付 世界一わかりやすい 英語の発音の授業
・DVD&CD付 日本人のための英語発音完全教本
・一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
・総合英語Forest 7th Edition
『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』のDVD版も発売されているようです。発音の解説などは書籍よりもDVDの方がわかりやすいかもしれません。
世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法 [DVD]
著者の斉藤淳さんは、子供の英語教育についての書籍も出版しています。