日本人の味覚に合わせたタコス開発・・・不思議な食べ物になってしまったケースもあるが進化する可能性もあり!

タコスはメキシコ料理の代表的な食べ物です。その後アメリカでテックスメックス料理として進化し、現在では日本でも食べられる機会が増えてきました。

タコスブームは来るのか?

最近は東京都内でもタコスが食べられるお店が増えてきました。日本人が経営しているお店も多いですが、アメリカの『タコベル』、オーストラリアの『グズマン イー ゴメズ』などのファーストフードチェーンもオープンしています。これを機にメキシコ料理が日本に知られ、気軽にタコスが買える状況になると嬉しいのですが、現状を見るとなかなかハードルが高そうです。

日本人の味覚に合わせたタコス開発

タコスに使われる香辛料は日本人にとって馴染みのないものが多く、そのままでは日本人の味覚に合わないようです。またコストの問題があるのでアメリカのメキシコ料理店やフードトラックなどで売っているタコスのように野菜と肉がたっぷり入っているタコスは再現できません。そこで日本人向けのオリジナル・タコスが発売されています。

まれに不思議な食べ物になってしまったケースも

ただし日本人向けのオリジナル・タコスと言っても、ファーストフード店やスーパーで売っているタコスは「味とコストの問題」をかなりシビアにクリアしなくてはなりません。なので改良に改良を重ねた結果、タコスの原型すら残っていない商品も発売されています。

タコスを包んでいるトルティーヤがピザもしくはナンの生地を使っている商品、トルティーヤの薄さは再現しているけど具材がハムだけの商品など、不思議な食べ物になってしまった商品が発売されています。これらの商品をメキシコ人が食べたらビックリすると思いますが、日本人の一般消費者には満足できる商品になっているのかもしれません。本当のタコスを食べたことがある人は日本の食品メーカーが苦心して作り出したアイディア商品として食べてみると感慨深くなれるでしょう(笑)。

メキシコ料理 + 日本料理の可能性

アメリカのテックスメックスもメキシコ系移民以外の民族を意識して作られたものですから、このような進化の過程は重要です。現在アメリカではメキシコ料理とフランス料理が合体したレストランもあるので、日本のタコスも進化する可能性があります。

TOEICテスに出てきたメキシコ料理 + 韓国料理の可能性

ただしTOEICテストの公式問題集に出てくるメキシコ料理と韓国料理の合体した料理の存在は聞いたことがありません。あくまでフィクションだと思うのですが、メキシコ系と韓国系の移民が多いアメリカでは可能性としてはありえます。ただしどちらも味が強いのでどのような味になるのか想像もつかないです(笑)。

タコスを食べるならトルティーヤから自分で作るのがベストかも?

メキシコ系の移民が多く住んでいるアメリカでは、アメリカのタコスでさえ「タコスはこんなものではない!メキシコに行って本物を食べなさい!」とよく言います。また「メキシコ料理は手作りが基本だ」と言っている人もいるので、本格的なメキシカン料理を食べられる機会は少ない日本ではトルティーヤから自分で作るのがベストかもしれません。

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メキシコ人の国民食タコスとアメリカで進化したテックス・メックスのタコスについて

タコスとはトルティーヤにさまざまな具を挟み、サルサをかけて食べるメキシコ料理です。上の写真はソフトシェルとハードシェルを使ったタコベルのダブルデッカータコ。

タコ(Taco)の複数形がタコス(Tacos)

日本では蛸と混同しないように複数形を使ったタコス(Tacos)と呼ばれていますが、単数形のタコ(Taco)がもともとの形です。なのでタコスとはもはや日本語の造語と言っていいでしょう。

英語では普通に単数形のTacoが使われます。例えばファーストフード店のTaco Bell(タコベル)、Del Taco(デルタコ)の名前でも単数形のTacoが使われていますし、前回紹介したジミー・キンメルさんの番組でもTacoと使われています。

メキシコ人の国民食タコスとは

タコスとは牛肉、豚、鶏、魚、エビなどの食材をメインの具として、トルティーヤと呼ばれる円形状の薄く伸ばしたパンにはさんで食べる料理です。メインの具材にの他にトマト、タマネギ、キャベツ、シラントロ、チーズなどの食材も合わせて食べることが多く、バリエーションもたくさんあります。またサルサと呼ばれるソースも種類がたくさんあるので、自分の好みに合わせて味付けも調整できます。

牛の脳みそをつかったタコス・デ・カベサ

変わった具材を使用した例として、タコス・デ・カベサ(Tacos de Cabeza)と呼ばれるタコスがあります。アメリカのファーストフードチェーンや街中のメキシコ料理店ではなかなか見ることはありませんが、まれに取り扱っているレストランがあります。

カベサ(Cabeza)とはスペイン語で頭という意味なので、牛の脳みそ、タン、頬、唇、目などの部位を使ったタコスです。かなり昔に食べたことがありますが、美味しいわけでもなく・・・不味いわけでもなく・・・名前と比べるとかなり地味な味でした。やはりカルネ・アサダ(牛肉のステーキ)を使ったタコスの方が美味しいです。

トルティーヤはコーンとフラワーの2種類

メキシコの伝統的なトルティーヤはソフトシェルと呼ばれるもので、トウモロコシ粉を使ったコーン・トルティーヤと小麦粉を使ったフラワー・トルティーヤの2種類があります。メキシコでは伝統的にコーン・トルティーヤが一般的で、フラワーよりも黄色い色をしているので見分けが簡単につきます。またブルーコーンを使った紫色のトルティーヤもあり、見た目がきれいです。

ソフトシェルのトルティーヤは2枚重ねが重要

ソフトシェルのトルティーヤはインドのナンとくらべると弾力性がありません。折り曲げたり、水分を吸うと形が崩れやすくなります。そこで重要なことがトルティーヤを2枚重ねることです。そうすることで具だくさんであっても、水分が多いサルサが使用されていても、手軽に食べられるようになります。

テックス・メックス料理の登場で進化したハードシェル

ハードシェルと呼ばれるトルティーヤはメキシコの伝統的な食べ物ではなく、テックス・メックス(Tex-Mex)と呼ばれるアメリカで進化したメキシコ風料理です。。ハードシェルの特徴はトルティーヤを揚げているので、パリパリした触感を楽しめます。日本ではソフトシェルのタコスを入手するのは難しいですが、ハードシェルのタコスならば、スーパーや輸入食材店などで購入できるので、自宅でタコスを作ることができます。

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新たな発想!タコベルのダブルデッカータコ

ドリトスタコスなど新しいタコスのスタイルを作り続けるファーストフードチェーン『タコベル』では、ソフトシェルとハードシェルを両方楽しめるダブルデッカータコ(記事のトップに掲載した写真)を販売しています。これでソフトシェルにするかハードシェルにするかで迷う必要がありません(笑)。

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「なす、桃、タコス」の絵文字に隠された意味(下ネタ) 『ジミー・キンメル・ライブ!』の調査?

アメリカのコメディー番組『ジミー・キンメル・ライブ!』で「なす、桃、タコス、指」の絵文字についてある調査を行いました・・・もちろんジョークです。

ミネソタ大学の新しい調査によると・・・

「ミネソタ大学の新しい調査によると絵文字を受け取った人は、本来の意味から違った解釈をすることがある」と司会ジミー・キンメルさんが話を切り出した後に、「その調査は本当なのか?番組でも調査しました!」と話しています。

ちなみに調査場所はこの番組の定番スポット『ハリウッド・ブルバード』です。陽気な気分になった観光客が世界中から集まる場所なのでインタビューすると多くの人がノリノリで答えてくれます。

What Does This Emoji Mean?

「なす、桃、タコス、指」の絵文字を使った実験

ジミー・キンメルさんの番組では「なす、桃、タコ、指」の絵文字を使って「絵文字本来の意味とは違う解釈をすることがあるのか?」について調査します。ちなみにこの調査方法をジミー・キンメルさんが発表した瞬間にお客さんは笑っていますね(笑)。なぜならこれらは下ネタにつかわれる単語とジェスチャーだからです。

インタビューされた人は最初「Eggplant, Peach, Taco, Finger」と答えるのですが、コメディー番組の調査ですから下ネタが出るまで言わせています(笑)。

「なす、桃、タコス」の絵文字が持つ意味

英語をヒヤリングできたでしょうか?ヒヤリングできなくてもだいたい想像できたと思います。「桃」の絵文字が持つイメージは日本人でもわかる通りに「おしり」です。そして「なす」の答えは男性の重要な部分で、「タコス」の答えは女性の重要な部分です。「なす」と「タコス」は日本人にとって全くなじみがないイメージなのでビックリする使い方ですね。

下ネタとしての認知度

動画を見ているとアメリカ人でも「タコス」はすぐには気がつかないらしく、回答するまでに一瞬時間がかかっています。なのですぐさま下ネタと解釈するような物ではありません。ただし指の絵文字が示しているジェスチャーをしたらすぐにわかるので注意が必要です(普通使わないと思いますが・・・)。

タコスについて

タコスはメキシコの国民食と言っていい食べ物で、アメリカではフードトラックの屋台からファーストフード、レストランなどさまざまな場所で食べることのできる料理です。またテックスメックスと呼ばれるアメリカで進化したタコスもあります。

ちなみにジミー・キンメル・ライブ!で使用したタコスの絵はハードシェルを使用したテックスメックスのタコスだと思われます。なぜならハードシェルでないと「あのような形」にはならないからです(笑)。


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追記:日本ではまだまだ知られていないタコス

日本ではまだまだタコスは知られていない状態です。まれにスパーやファーストフードでは全くタコスではない食べ物がタコスとして出回っていることがあります(笑)。そこでタコスについてまとめた記事を書きましたので、参考にしていただければ有難いです。

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