野生動物に注意!シーライオン(アシカ)が女の子を海に引きずり込んだニュース


シーライオン(アシカ)が女の子を海に引きずり込んだ動画が世界中のニュースになっています。カナダのブリティッシュコロンビア州での出来事ですが、アメリカ西海岸の沿岸にはシーライオンがたくさん棲息しているので注意してください。

BBCの記事へリンク(動画が自動で開始されますので、音声に注意してください)

野生動物に注意

女の子が海に引きずり込まれた直後に男性が海に飛び込んだので、何事もなくすみましたが、一歩間違えれば死亡事故になるほど危険です。

近寄らない、餌をあたえない

野生動物がいたら近寄らないことが重要です。また餌は決して与えてはいけません。動画を見ると海に引きずり込まれた女の子はシーライオンに餌を与えていたようです。現場に設置してある注意書きにシーライオンに餌を与えないことや触らないことが書いてあったようですが、ルールを守らなかった人も多かったようです。

アメリカでハイキングやトレッキングに行くとこのルールを無視して野生動物に餌を与えている人をたまに見かけます。そのような人に限って、手渡しで餌を渡そうとするのでかなり危険です。野生動物にかまれてケガするだけでなく、感染症の危険性もあるので絶対にやめましょう。

上記にリンクしたBBCのレポートでは、専門家が「野生動物はディズニー映画のキャラクターやペットではないので、かみつく可能性がある」と言っています。

海にいくと見ることができるシーライオン

カリフォルニアのビーチに行き、桟橋の上からサーフィンをしている人たちを眺めていると、水中でシーライオンが泳いでいる姿を目撃できます。また岩の上で日光浴している姿も普通に見ることができます。

陸上でもシーライオンに注意

海岸沿いにあるハイキングコースなどを歩いているときは、場所によってはシーライオンに注意する必要があります。ハイキングコースを歩いていると、コースの上でシーライオンが日光浴をしている場面に遭遇したことがあります。近づくのは危険なので元来たコースを戻りました。動物は何をするかわからないので、危ないと思ったら無理をしないようにしてください。

他の野生動物についての記事は動物タグにまとめています。

動物に関する本


すばらしい海洋生物の世界
出版社: 創元社
著者: カラム・ロバーツ
監修: 武田 正倫


驚くべき世界の野生動物生態図鑑
出版社: 日東書院本社
監修: スミソニアン協会
監修: 小菅 正夫


地球博物学大図鑑
出版社: 東京書籍
監修: スミソニアン協会
編集: デイヴィッド バーニー