投稿者: Guacamole Orc

  • 中学生くらいの英語力で読めるディズニー/ピクザーの『アーロと少年』の絵本

    中学生くらいの英語力で読めるディズニー/ピクザーの『アーロと少年』の絵本

    中学生くらいの英語レベルがあればゴールデン・ブック・シリーズの絵本が読めると思うので、リーディングの練習にちょうど良いと思います。また発音やリスニングも練習したい人向けにRead-Along Storybook and CDシリーズからも『アーロと少年』の絵本が出ています。

    リトル・ゴールデン・ブックの『アーロと少年』

    リトル・ゴールデン・ブック・シリーズから『アーロと少年』の絵本が出版されています。この絵本の対象年齢は2才から5才なので中学生くらいの英語レベルがあれば読めると思います。絵本なので1ページに掲載されている文章量は少ないですが、Step into Readingシリーズのステップ5よりもちょっと難く感じる人もいるかもしれません。そのような場合は松澤喜好さんの著書『英語耳』でもアドバイスされているように、ちょっと難しいと思う箇所や辞書を読んでもイメージがわかない箇所などは読み飛ばしてOKです。その代わり英語は大量に接することが重要なので何度も読み返してみるといいと思います。


    The Good Dinosaur Little Golden Book (Disney/Pixar The Good Dinosaur)(英語)

    ビック・ゴールデン・ブックの『アーロと少年』

    リトル・ゴールデン・ブックよりもちょっと難しい絵本がビック・ゴールデン・ブックのシリーズです。このシリーズはビックと呼ばれているように絵本のサイズがリトル・ゴールデン・ブックよりも大きいです。対象年齢は3才から7才なのでリトル・ゴールデン・ブックの『アーロと少年』よりも文章量が増えているので、ストーリーを楽しむことができる内容になっています。またイラストが綺麗ですし、レイアウトも工夫されているので見ているだけでも楽しい気分になれます。


    The Good Dinosaur Big Golden Book (Disney/Pixar The Good Dinosaur)

    CDが付いた絵本

    発音やリスニングのトレーニングにもチャレンジしたい人にはRead-Along Storybook and CDシリーズもおすすめです。ナレーターがストーリーを読み上げるだけでなく、ものによってはアニメに使用された声優さんの音声が収録されています。またバックグラウンドミュージックや効果音が入っているので中学生レベルの英語力が無い子供たちでも楽しめる絵本になっています。


    The Good Dinosaur (Read-Along Storybook and CD) (A Disney Storybook and CD) (英語)

  • 子供でも英語を勉強できるディズニー/ピクサーの『アーロと少年』の絵本

    子供でも英語を勉強できるディズニー/ピクサーの『アーロと少年』の絵本

    ディズニー/ピクサーの最新長編アニメーション『アーロと少年(原題:The Good Dinosaur)』のアメリカ公開(2015年11月25日)が近づいてきました。アメリカではクリスマス商戦が今月の27日からスタートするのでさまざまな『アーロと少年』の関連グッズが販売されています。そこで今回は現在出版されている『アーロと少年』の絵本についてまとめてみました。

    (さらに…)
  • 英語のニュアンスがよくわかる書籍『その英語、仕事の相手はカチンときます』

    英語のニュアンスがよくわかる書籍『その英語、仕事の相手はカチンときます』

    デイビッド・セインさんによる著書『その英語、仕事の相手はカチンときます』を読みました。英文や英単語の持つニュアンスをよく理解できる内容になっています。

    英語のニュアンスがよくわかる本

    本のタイトルに『カチンときます』と挑発的な文言が使われていますが、そのような挑発的な本ではありません(笑)。日本人がやりがちな「怒らせるパターン」を5つに分類し、英文や単語のもつ意味とニュアンスを解説しています。ビジネスの現場でありがちなシーンを想定した英文が紹介されていますので、ビジネスだけでなくプライベートでも使える内容になっていると思います。


    その英語、仕事の相手はカチンときます (青春新書インテリジェンス)

    5つの「怒らせるパターン」

    日本人がやりがちな5つの「怒らせるパターン」をデイビッド・セインさんは下記のように分類し、各パターンごとに章立てして解説しています。

    1. 悪気なくても、すごくエラそうです
    2. 教科書、映画・・・そのまま言うとキケンな英語
    3. 言葉のニュアンスを知らないと大変(シンプルな表現の落とし穴)
    4. ”日本語のまま”英語にするとアブナイ!
    5. ほんのちょっとの違いが命取り

    ニュアンスを変えた回答例

    『その英語、仕事の相手はカチンときます』のよいところは、ニュアンスを変えた回答例が多数掲載されていることです。しかもその言葉の持つイメージ順に掲載されているのでビジネスだけでなく友達や家族との会話にも使えるようになっています。例えば『仕事を上司に頼まれた時に「なんでもやりますよ」と答える』回答例は「積極的に承諾」するイメージの例文から掲載され、しだいに「いやいや承諾」するイメージの例文を掲載しています。

    感想:感情表現を学ぶことの大切さ

    英文や英単語を日本語訳で覚えることも大切ですが、『その英語、仕事の相手はカチンときます』は英語の持つニュアンスを学ぶことの大切さを気づかせてくれます。本当は英語のニュアンスまで学ぶには長時間ネイティブの人とコミュニケーションしたり、観察したりすることが大切だと思います。しかし日本にいるとなかなかそのような機会は少ないのが現状です。なのでこのようなニュアンスまで解説した本は大変勉強になりました。また英語の勉強だけでなく「相手の感情を読む」ことや「自分の感情を表現」することの大切さに改めて気づかされました。

    その他のシリーズ

    デイビッド・セインさんによるこのような書籍は他にも3冊出版されています。

    その英語、ネイティブはカチンときます

    その英語ネイティブは笑ってます

    その英語、ネイティブはハラハラします

  • リスニングと発音のトレーニングを重視したテキスト『英語耳』 – 長期的な学習計画が学べるので初心者にもおすすめ

    リスニングと発音のトレーニングを重視したテキスト『英語耳』 – 長期的な学習計画が学べるので初心者にもおすすめ

    発音のトレーニングを重視する学習方法を提唱している松澤喜好さんの著書『英語耳』を読みました。理にかなった学習方法であり、長期的な学習方法も学べるので、これから英語学習をはじめる人におすすめできる書籍です。

    『英語耳』で発音トレーニング

    英語の発音をマスターすることでリスニングもマスターする学習方法が松澤喜好さんの著書『英語耳』です。この書籍には付属でCDがついてくるので、発音とリスニングを鍛えることができます。


    英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

    対象読者

    これから英語を勉強する中学生や高校生はもちろん、学校の英語学習が苦手で英語をあきらめてしまった人など、これから英語の学習をスタートしたい人には最適なテキストだと思います。

    理にかなった英語学習方法

    英語耳は私のサイトで取り上げたPolyglot(多言語を使える人)の薦める学習方法とも近いので理にかなった学習方法だと思います。

    毎日20分から30分のトレーニングでOK

    ビジネスマンや受験生など、忙しい人たちは自由に使える時間が限られています。なのでそのような人たちでも使えるように『英語耳』は20分から30分程のトレーニングで学習できるように作られています。

    リスニングと発音を鍛えるトレーニングなので机にしがみついて勉強する必要がありません。お勉強する感じでは無く、ランニングや筋トレする感覚に近いので挫折する確率は低いと思います。ただし効果がでるまで指定された回数まで毎日続けることが重要です!

    長期的な学習計画も学べる

    『英語耳』は発音とリスニングの学習の他にも、英語学習をスタートする初心者が長期的に学習できるようにさまざまな学習方法が掲載されています。

    英語の歌を使った学習方法

    『英語耳』に付属しているCDのトレーニングに慣れてきたら、英語の歌を使った学習方法にチャレンジしてみるといいでしょう。自分の好きな歌を選んで練習するので、挫折することなく達成できると思います。ただし学習の進め方にしたがってトレーニングすることが重要です。

    映画やドラマなどの会話を使った学習方法

    英語の学習に慣れてきたら、短い会話(1分から2分)を使ったトレーニングと長い会話(10分)を使たトレーニングにチャレンジします。映画や海外ドラマのワンシーンなど、自分の好きな会話を選んで学習を進めます。現在ではYouTubeにさまざまな映像コンテンツがアップされているので自分の興味があるトピックを探しやすくなっています。

    洋書を使った学習方法

    洋書を多読することで語彙力と読解力を鍛え、それらがリスニングにも効果があることを解説しています。ここでも重要なことは自分にあったレベルで、なおかつ自分の興味がある洋書を選択することです。また洋書を読むための3原則についても触れています。

    1. 辞書は引かない
    2. わからないところは飛ばす
    3. つまらなくなったらやめる

    学校教育ならば許されないような3原則ですね(笑)。しかし洋書を読むときだけでなく語学学習を続けるためにはこの考え方は必要なことだと思います。

    フォニックスのまとめ

    巻末には発音から文字への学習に切り替えられるように、フォニックスのまとめが掲載されています。

    英語耳[改訂・新CD版]

    出版社: アスキー・メディアワークス
    著者: 松澤喜好

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    英語学習は早いほど良いのか (岩波新書)

    臨界期について

    この書籍は子供の頃から語学学習を始めればネイティブスピーカーのように話せるようになるのか?という問題を「臨界期」という概念を探ることで解き明かしています。臨界期とは、ある一定の年齢までに言語学習を行っておかなければならないとする考え方ですが、研究者によって定義が異なり、簡単な問題ではないことがうかがえます。

    臨界期よりも大切なこと

    読者はさまざまな研究結果を見ていくうちに「どうやら臨界期だけが問題ではない」と言うことに気がついてくると思います。著者は「ある特定の時期を臨界期として特定するのは無理」だと考え、「年齢がたの要因と複雑かつダイナミックな相互作用を繰り広げている」と提案し、外国語学習における年齢の問題よりも大切なことについて第6章と第7章でまとめられています。(補足:著者は言語学習は「早く始めた方がいいという気がしてくる」としながらも「早ければ早いほど良い」という考えではない)

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    Read-Along Storybook and CDシリーズは英語圏の子供が読む絵本です。しかしこの絵本にはCDがついているので子供のヒアリング学習に使えそうです。詳しくはこちらの『記事:絵本にCDがついたディズニーのRead-Along Storybook and CDシリーズについて』に書いておきましたので参考にしていただけるとありがたいです。

    マペット・シリーズ

    セサミストリートなどを手掛けたジム・ヘンソンによって結成された操り人形のグループがマペット (The Muppets)です。Read-Along Storybook and CDシリーズには2011年に映画として上映されたザ・マペッツと2014年に上映されたマペッツ・モースト・ウォンテッドの2作品が出版されています。

    マペッツ・モースト・ウォンテッド

    Muppets Most Wanted Read-Along Storybook and CD

    ザ・マペッツ

    Muppets Read-Along Storybook and CD

    その他の絵本

    Read-Along Storybook and CDシリーズは出版されている絵本の数が多いので、下記のように記事を分けて紹介しています。リンクを貼っていますので、参考にしていただけるとありがたいです。

    記事:ピクサーの絵本とCDで英語を学習
    記事:ディズニー(長編アニメ)の絵本とCDで英語を学習
    記事:ディズニー(短編アニメとTVシリーズ)の絵本とCDで英語を学習
    記事:スターウォーズの絵本とCDで英語を学習

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    スター・ウォーズ・シリーズ

    Read-Along Storybook and CDシリーズはたくさん出版されているので、今回はスター・ウォーズ作品をリストにしてみました。スター・ウォーズ・シリーズは現在のところ4冊しか出版されていません。Amazon.co.jp のサイトを調べてみると『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の発売も予定(2016/4/26)とのことですから、これから増えるのではないでしょうか?スター・ウォーズが学習教材ならば男の子たちだって英語に興味を持って勉強すると思います。なのでスター・ウォーズ・シリーズがもっと充実するといいですね。

    スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望

    Star Wars: A New Hope Read-Along Storybook and CD

    スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲

    Star Wars: The Empire Strikes Back Read-Along Storybook and CD

    スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還

    Star Wars: Return of the Jedi Read-Along Storybook and CD

    スター・ウォーズ 反乱者たち エズラのウーキー救助

    Star Wars Rebels Ezra’s Wookiee Rescue (Read-Along Storybook and CD)

    スター・ウォーズ フォースの覚醒 (2016年4月5日発売)

    Star Wars The Force Awakens: Read-Along Storybook and CD

    エピソード4から6のみ出版

    残念ながらエピソード1から3のストーリーは出版されていません。しかしスターウォーズはエピソード4から6が重要なストーリーであり、エピソード4、5、6、1、2、3という順序で劇場公開されたのでエピソード1から3を知らなくても問題ありません。

    『スター・ウォーズ 反乱者たち』とは?

    『スター・ウォーズ 反乱者たち』は3DCGを使用したテレビアニメのシリーズです。主人公のエズラと反乱者の仲間たちが帝国と戦います。時代背景が『エピソード4/新たなる希望』の5年前から反乱同盟軍が結成されるまでなので、ダースベーダー、オビ=ワン・ケノービ、R2-D2、C-3POなども登場するシリーズです。新しく登場するドロイドのC1-10P チョッパーがかわいいので注目です。

    その他の絵本

    Read-Along Storybook and CDシリーズは出版されている絵本の数が多いので、下記のように記事を分けて紹介しています。リンクを貼っていますので、参考にしていただけるとありがたいです。

    記事:ピクサーの絵本とCDで英語を学習
    記事:ディズニー(長編アニメ)の絵本とCDで英語を学習
    記事:ディズニー(短編アニメとTVシリーズ)の絵本とCDで英語を学習
    記事:マペット (The Muppets)の絵本とCDで英語を学習