Rocket Scienceを日本語に訳すとロケット工学という意味ですが、この単語にはひんぱんに使うもうひとつの意味があります。
ロケット工学 = 難しい
Rocket Scienceには「難しい」というもうひとつの意味があります。たしかにロケット工学は頭の良い人たちが活躍する分野ですから、このような意味が生まれても不思議ではありません。
否定をともなうケースが多い
「難しい」という意味で使う時は否定をともなうケースが多く、 It’s not rocket science.のように使います。意味は「それは難しいことでは無いよ」となりますが、英語のニュアンスを残して日本語に訳すならば「それはロケット工学のように難しいことでは無いよ」といった感じです。
Rocket Scienceが使われるシチュエーション
新しいことを初めてする人に「それは難しいことでは無いよ」とアドバイスする時に使えます。
例えば友人が「絵を描きたいけど、自分にできるかどうかわからない・・・」とためらっているときに
“Painting is not rocket science.”
と言って友人を励ますことができます。
ただし通常の会話では、話の内容がわかっている状態ですから、Painting などの名詞はわざわざ使用しないので、 “It’s not rocket science.”と決まり文句のように使われることが多いです。
トップの写真について
この記事のトップに使用した写真はフロリダにあるケネディ宇宙センター・ビジターコンプレックスの展望台に設置されたロケットエンジンです。ケネディ宇宙センターの中に入れるツアーが開催されているので、フロリダ観光のおすすめスポットです。
追記
Rocket Scienceと同じように使われるBrain Surgery(脳外科手術)について記事を書きました。